【14%の壁を知ってますか?】
収納は多ければ良いわけじゃない!スッキリ暮らすための意外なルールとは?
こんにちは。tsumuguのコーディネーター、小林です。
新しいお家での暮らしを想像するとワクワクしますが、
同時に「今の家の荷物、全部入るかな?」と少し不安になることもありますよね。
お打ち合わせで奥様からよく伺うのが、今の住まいでの「どこに何をしまったらいいのか分からない」という切実なお悩みです。せっかく建てる理想のマイホーム。引っ越した後に「しまった!全然足りない……」と後悔することだけは、何としても避けたいものです。
今回は、収納不足の悲劇を防ぐための「ものさし」となる考え方を、
コーディネーターの視点から、最新の調査データも交えて心を込めてお届けします。

この記事を読んでわかること
✅「広いから大丈夫」という思い込みが招く、意外な落とし穴の正体
✅最新の調査データから導き出された、わが家に必要な「収納のボリューム」
✅毎日が忙しいご夫婦にこそ知ってほしい、頑張らなくても片付く仕組み
✅10年後、20年後も「この家にして良かった」と思える心のゆとりの作り方
面積の数字だけで選んでいませんか?「使いにくい収納」が生まれる理由
間取り図を広げると、つい「ウォークインクローゼットが4畳もある!」「大きな納戸があるから安心」と、面積の広さだけで判断してしまいがちです。でも、実はここに大きな落とし穴が隠れています。
広さよりも「中身をどう活かせるか」が大切

例えば、奥行きが深すぎる大きな収納は、手前に物を置くと奥の物が一生取り出せなくなってしまいます。逆に、天井まで高さがあっても、棚がなければ上の空間はデッドスペースになってしまうことも。
家づくりをお手伝いさせていただく中でも、
「前の家では、奥に何をしまったか忘れて、同じものをまた買ってしまった」というお話をよく伺います。大切なのは、広さという面積だけでなく、どれだけ有効に使えるかという「容積」を具体的にイメージすることなんです。
暮らしの不満は「量」よりも「質」から
実際に新築された方へのアンケートでも、不満の多くは「収納が足りない」ことよりも「使いたい場所にない」「出し入れが面倒」といった内容が目立ちます。量だけを追い求めるのではなく、皆さまの毎日の動きに寄り添った「質の高い収納」を目指したいですね。
安心を根拠ある数字で味方に。失敗を防ぐ「わが家の収納診断」
「どれくらい作ればいいの?」という不安を解消するために、私たちが一つの目安にしている計算式をご紹介します。数字を知っておくと、客観的に自分たちの家をチェックできるので、安心感がぐっと増しますよ。
満足度を左右する「10〜15%」という基準

収納率とは、お家全体の広さに対して、どれくらいの割合を収納に当てているかを示す数字です。
計算式:収納スペースの面積 ÷ 家全体の床面積 × 100 = 収納率(%)
一般的なマンションでは8〜10%が標準的ですが、
一戸建ての場合は外回りの道具や季節用品(雛人形やストーブなど)が増えるため、
[10%〜15%]に収まっているのが理想的と言われています。
特に、12%〜15%あると満足度が高くなる傾向にあります。
例えば、延べ床面積30坪(約100㎡)のお家なら、
●収納率12%で約12㎡(約7.2畳)
●15%なら約15㎡(約9畳)
の収納スペースが目安となります。
知っておきたい「14%の壁」
ただし、多ければ多いほど良いというわけでもありません。
大手住宅メーカーの調査では、収納率が14%を超えると満足度が頭打ちになるというデータも報告されています。大切なのは、やみくもに広げることではなく、適切な量を適切な場所に配置することなんです。
手間を減らして笑顔を増やす「収納指数」
もう一つ、大切にしたいのが「出し入れのしやすさ」を数値化したものです。 使う場所のすぐそばに、サッと出し入れできる場所があるでしょうか。
例えば、リビングの真ん中でお子様が遊ぶなら、おもちゃ箱はそこから3歩以内の場所にあってほしい。この「取り出すまでの歩数や動作」を最小限にすることが、散らからないお家を作る秘訣です。
tsumuguと一緒に育む「家族が自然と片付けたくなる」工夫
私たちは、単に数値の正解を当てはめるのではなく、皆さまが「どんなふうに笑って過ごしたいか」を一番に考えています。
生活の「ひとコマ」をなぞるお打ち合わせ

図面を囲んで詳細を決めていくプランニングの時間は、私たちにとっても本当に大切なひとときです。「お買い物から帰ってきたら、まずどこにエコバッグを置きますか?」「コートは玄関で脱ぎたい派ですか?」と、ご家族の習慣を丁寧に伺いながら、家具のように馴染む収納を計画していきます。
例えば、玄関横に土間収納があれば、ベビーカーだけでなく、濡れたレインコートをそのまま掛けておけます。また、キッチンの近くに家事カウンターがあれば、学校からの大事なお手紙も迷子になりません。日々のさりげない動作の中に収納が溶け込んでいる。
そんな「無理なく整う仕組み」を一緒に作っていきましょう。
1センチの奥行きが暮らしを変える

収納で一番こだわってほしいのが、実は「奥行き」です。
ここを間違えると、せっかくのスペースが使いにくくなってしまいます。
●布団をしまうなら: 三つ折りにしたサイズに合わせて75〜80センチ
●ハンガーに掛ける服なら: 肩幅を考慮して60センチ
●小物や本なら: 文房具やトイレットペーパー、A4ファイルなどは30センチ
tsumuguの自由設計では、こうした「入れるもの」に合わせたミリ単位の調整や、壁の厚みを利用した造作家具をご提案しています。無駄な空間をなくすことで、お家がもっと広く、もっと使いやすくなるんですよ。
根拠のある計画が、ゆとりある未来を連れてくる
わが家にぴったりの収納量は、ご家族の今の持ち物だけでなく、これから増える思い出の量によっても変わります。もし今、迷っていらっしゃるなら、まずはこんなことをイメージしてみてください。
●今の家で、いつもテーブルの上に出しっぱなしになっているものは?
●これから新しく始めたい趣味や、お子様の成長とともに増える道具は?
●今の収納を使っていて「ちょっと不便だな」と感じる瞬間はどんな時?
これらを一つずつ紐解いていくことが、後悔しない家づくりの第一歩です。
tsumuguでは、代表の山下やスタッフみんなが、ご家族の未来を一緒に想像しながら、本当に必要な形をご提案します。

まとめ:一人で抱え込まず、一緒に心地よい答えを見つけましょう
一生に一度の家づくり。収納ひとつとっても、正解がわからなくて不安になるのは当然のことです。
でも、大丈夫です!一人で悩まずに、まずはその想いを私たちに聞かせてください。
「家づくり勉強会」や「個別相談」では、こうした具体的な数字のお話から、もっと感覚的な「暮らし心地」のことまで、ゆっくりとお話しいただけます。tsumuguのスタッフが、プロとしての知識はもちろん、一人の暮らしのパートナーとして、皆さまの毎日がもっと軽やかになる住まいを形にしていきます。
最後に、tsumuguの施工エリアについてご案内いたしますね。
私たちは羽曳野市を拠点に、車で1時間圏内を目安として、地域に根ざした家づくりを大切にしています。
施工エリアは、大阪エリアでは羽曳野市・松原市・藤井寺市・富田林市・柏原市・八尾市・大阪狭山市・堺市全域・河内長野市。 奈良エリアでは、香芝市や葛城市、大和高田市、斑鳩町、王寺町、広陵町、上牧町などにお伺いしております。
これら以外の地域にお住まいの方も、ご相談内容によって柔軟に対応させていただきますので、まずはお気軽にお声がけくださいね。

今回のブログが、皆さまの収納計画のヒントになれば幸いです。
またいつでも、tsumuguに遊びに来てください。お待ちしております。