大阪で新築、リフォームをお考えなら蓮工務店

公開日: 2026年5月22日

【建築士か、それ以外か】
契約前にこの5つを聞かないと、必ず家づくりが揺らぎます!

ミモザの花をあしらった背景に「建築士か、それ以外か」という問いかけを添えたキャッチ画像。契約前に確認すべき重要事項を喚起する、tsumuguブランドのメッセージ。

いつもブログを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
羽曳野市の工務店、tsumuguの山下です。

家づくりのご相談をお受けするなかで、「間取りはどこにお願いしてもだいたい同じものが出てくる」と捉えていらっしゃる方に時折お会いします。
実はこの認識、家づくりの初期段階で少し丁寧に整理しておきたい部分です。
せっかく注文住宅を考え始めたのに、後から構造の理由で大きな変更を迫られてしまう。
そんな展開はどうしても避けたいところです。

今回は、プラン作成を誰が担うかによって住まいの安心感がどう変わるのかを、現場で見てきた事実とあわせてお伝えしていきます。

グレーの石目調デスクの上で、住宅の間取り図と構造図を比較・検討する様子。三角スケールや赤ペンを使い、柱の位置や壁の配置を専門的な視点で精査している。

この記事でわかること

・プラン作成を誰が行うべきかがわかります
・間取りと建物の構造の深い関係に気づけます
・2025年法改正で変わった申請の現状を知れます
・住宅会社選びで確認すべき5つの視点が持てます

「同じ間取り図」でも家の安全性は別物になる理由

注文住宅を考え始めたとき、多くの方がまず「どんな間取りにしようか」と夢を膨らませていきます。
広いリビング、使いやすい家事動線、たっぷりの収納。これからの暮らしを思い描く時間は、家づくりの楽しさそのものです。

開放的なLDKで、図面を囲みながら楽しそうに家づくりの相談をする30代の家族。石目調のキッチンと木の質感が調和した、洗練された暮らしをイメージしている。

ここで、よくある勘違いについてお話しさせてください。
「希望する部屋をパズルのように配置していけば、良い間取りが完成する」と捉えられがちですが、実際にはそうではありません。

間取り(プラン)を考える行為は、建物の骨組みとなる「構造」を同時に考える行為と切り離せません。見た目が美しく、生活しやすい動線であっても、建物を支える柱や耐力壁が適切な位置に配置されていなければ、安全な家とは呼べません。
だからこそ、最初のプランを「誰が書くか」が、その後の家づくり全体を大きく左右します。

無垢の床とグレーのデスクがある設計ブースで、製図ペンと三角スケールを使い間取り図を微調整する様子。緻密な設計により理想の空間を追求するプロの仕事。

2025年法改正で表面化した「無資格プラン」の落とし穴

「プランを書くのは設計の専門家ではないのですか」と驚かれることがあります。
しかし、住宅業界全体で見ると、資格を持たない営業担当の方や、元大工というだけでプランニング経験が少ない方が最初の図面を書いているケースも実際にあります。

お客様のご要望を細かく聞き取り、生活のイメージを図面に落とし込むこと自体は大切な仕事です。
ただし、構造の知識が不足したまま線を引くと、後の段階で行き詰まることがあります。

建築確認申請書の束に印鑑を押印する様子。背後には無垢の床と洗練されたインテリアが広がる打ち合わせスペースがあり、家づくりが着実に進む安心感を表現している。

よく耳にするのが、「役所への確認申請の段階で構造的に無理があると判明し、間取りを大幅に変更することになった」というお話です。
2025年4月に施行された改正建築基準法で、これまで一部省略できた「4号特例」が縮小されました。

木造2階建ての住宅も「新2号建築物」として扱われ、確認申請時に壁量計算書などの構造関係図書の提出が義務化されています。
つまり、構造の裏付けを欠いたプランは、以前よりも申請段階でつまずきやすい時代になったということです。

令和7年の法改正に対応した「壁量計算・耐力壁配置図」と構造検討チェックリストを精読する様子。建物の耐震性と安全性を確保するための厳格な品質管理を象徴している。

耐震等級3を本当に成立させるのは「最初の一本の線」

間取りのご相談をしていると、「最初から建築士に見てもらえると安心です」というお言葉をいただくことがあります。

tsumuguでは、代表である私、山下が2級建築士・耐震診断士として自社設計を標準とし、プラン作成を担当しています。
一般的な木造戸建住宅は2級建築士の業務範囲(木造1,000㎡以下・3階以下)に十分収まりますので、戸建の注文住宅では2級建築士か1級建築士の関与が一つの安心材料になります。

明るい光が差し込むリビングのデスクで、方眼紙に三角定規とシャープペンシルを用いて住宅のラフプランを描く様子。自由設計による理想の住まいを構想する創造的なプロセス。

私たちが資格者の関与にこだわるのは、目に見えない「強さ」を最初から設計に織り込むためです。
tsumuguでは全棟で耐震等級3を確保することをお約束しており、その根拠として壁量計算より精緻な「許容応力度計算」を実施しています。さらに制震ダンパーevoltzを全棟標準採用しています。
(※制震ダンパーにつきましては、2026年4月以降にご契約いただいた方が対象です。)

これらの基準を成立させるには、最初の線を引く段階から、地震の力がどう伝わるか、どこに耐力壁を配置すれば家族を守れるかを織り込んでおく必要があります。資格を持った建築士がデザインと構造を同時に検討することで、安全性と居心地の両立に近づけると考えています。

建築現場における木造住宅の屋根構造を上部から俯瞰した様子。整然と組まれた梁や桁などの構造材と、強固な接合部が建物の高い耐久性と施工精度を示している。

契約前に必ず聞きたい5つの質問チェックリスト

これから新築の住宅会社を選ぶ際、どのような視点を持てばよいのでしょうか。
ご家族の住まいを任せるパートナーを見極めるために、契約前にぜひ確認していただきたい質問を整理しました。

【チェックリスト】

・初回プランから有資格者(建築士)が作成しているか
・間取りの提案時に、構造についての説明が添えられるか
・耐震等級3を「許容応力度計算」で確かめているか
・確認申請の段階で間取りが大きく変わった事例はないか
・完成後には見えなくなる部分の品質検査をどう行うか

グレーのテーブルの上で、契約前の重要チェックリストを一つずつ指差し確認する様子。施主が納得して家づくりを進めるための、誠実で透明性の高い打ち合わせ風景。

これらをそのまま住宅会社の担当者に投げかけてみてください。
基準を持って家づくりをしている会社であれば、構造の重要性やプランニングの仕組みについて、きっと丁寧に答えてくれるはずです。最初に確認しておくだけで、後から「こんなはずではなかった」と感じるリスクを大きく減らせます。

【結論】プラン作成は必ず建築士が担当しているかを確認しましょう

安全で快適な注文住宅を建てるためには、最初の間取り作成から建築士が担当しているかを確認することが重要です。見た目の良さだけでなく、建物を支える構造の強さを計算しながら設計することで、将来の安心につながる確かな住まいに近づきます。

・間取りと構造の安全性を同時に検討できるため
・2025年法改正後の申請でも修正リスクが少ないため
・耐震等級3の根拠を初回プランから織り込めるため

家づくりを安心して進めるために、設計体制の確認から始めてみてください。

判断軸を整えてから、住宅会社選びに進むという考え方

家づくりは、考えることや決めることが多く、迷いが生まれるのは当然です。
間取りのこと、構造のこと、お金のこと。情報があふれているからこそ、判断軸を先に整えておくことが、結果として後悔の少ない選択につながります。

住宅展示場やセミナー会場にて、プロジェクターを用いて断熱性能や施工の注意点を解説する住宅講座の様子。家づくりを検討中の家族へ、正しい知識を伝える学びの場。

tsumuguでは、家づくりの基礎を体系的にお伝えする「家づくり勉強会」や、ご家族の状況に合わせた「個別相談」を随時開催しています。
「具体的な希望はまだ決まっていないけれど、何から始めればいいか知りたい」という方も、判断材料を整える場としてご活用いただけます。

tsumuguの施工エリアについて

私たちは、ただ家を建てるだけでなく、暮らしが始まってからも末永く見守り続けたいと考えています。そのため、拠点である羽曳野市から車で1時間圏内を目安として、一軒一軒に目が届く範囲での家づくりを大切にしています。

■主な施工対応エリア

「大阪エリア」

羽曳野市、松原市、藤井寺市、富田林市、柏原市、八尾市、大阪狭山市、堺市全域、河内長野市

「奈良エリア」

香芝市、葛城市、大和高田市、斑鳩町、王寺町、広陵町、上牧町

【エリア外をご検討の方へ】

上記に記載のない地域にお住まいの場合でも、計画の内容や移動距離によっては、定期的にお伺いできる体制を整えた上でお手伝いできることがございます。

「tsumuguの家づくりに共感した」と言っていただけることは、私たちにとって何よりの喜びです。
まずは一度、あなたの思いをお聞かせください。状況に合わせて、誠実に検討させていただきます。

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