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公開日: 2026年5月1日

【中東情勢による影響】
住宅購入は待つべきか?それとも今購入すべきか?

ミモザの装飾に「中東情勢による影響」と題し、住宅購入のタイミングが「今」である理由を解説するブログ用アイキャッチ。

こんにちは。羽曳野市の工務店、tsumuguの山下です。


最近は中東情勢のニュースにふれる機会が増え、「家づくりは少し待った方がいいのでは」と考える方もいらっしゃいます。
原油価格、物流、住宅ローン金利と、気になる言葉が続く時期だからこそ、注文住宅の計画を進めてよいのか迷いやすくなります。
 
この記事では、現時点で確認できる事実をもとに、住宅購入を待つ場合と今動く場合の違いを、資材価格、金利、補助制度の3つの視点から整理してお伝えします。
羽曳野市で新築をご検討中のご家族様にも、落ち着いて判断材料を持っていただける内容にまとめました。

住宅模型と間取り図、電卓を広げた打ち合わせテーブル。理想の家を形にするための具体的な資金計画や設計プランの検討。

この記事でわかること

・中東情勢と住宅費の関係
・待つ場合の見えない負担
・金利上昇の家計への影響
・2026年補助制度の要点
・判断時に大切な視点

中東情勢のあとに、住宅価格へじわじわ届くもの

中東情勢が住宅購入に与える影響は、原油価格だけで決まるものではありません。
住宅で使う建材や設備は、製造コストだけでなく、輸送費、納期、為替など、いくつもの要素が重なって価格に反映されます。
ニュースでは大きな出来事だけが見えやすいのですが、実際の家づくりでは、こうした小さな変化が少しずつ積み重なっていきます。

「tsumugu」のロゴ、間取り図、内装材のカラーサンプルを並べたテーブル。細部までこだわりを反映させるデザイン打ち合わせ。

国際物流の面では、JETROが紅海情勢による船舶迂回の影響で、輸送日数の長期化や輸送コスト、追加料金への懸念が出ていることを伝えています。
これは日本の住宅価格を直接示す統計ではありませんが、建材や設備の仕入れ環境が不安定になりやすい状況として見ておく必要があります。

ここで大切なのは、「情勢が落ち着けば元に戻る」と決めてしまわないことです。
家づくりの総額は、資材価格だけでなく、住宅ローン金利や補助制度の時期にも影響を受けます。
ひとつの要因だけを見て待つ判断をすると、別の部分で負担が増えることがあります。

レシートを手に電卓を叩きながら、家づくりのための家計の見直しや、無理のない資金シミュレーションを行う様子。

コロナ禍のウッドショックで起きたこと

2021年のウッドショックでは、米国の住宅需要増加や海上輸送の混乱を背景に、日本でも輸入木材価格が上昇しました。林野庁は、輸入材の代替として国産材の需要も高まり、国産材の製品価格も上昇したと整理しています。
経済産業省も、木材価格の高騰によって、想定していた価格では住宅建設が難しくなる可能性に言及しています。

過去の事例から見えてくるのは、「待てば必ず有利になる」とは言い切れないという点です。
住宅は、いくつかのコストが同時に動く商品です。そのため、判断材料は広く持っておく必要があります。

「筋違」などの印字がされた、現場に搬入済みの高品質なプレカット木材。住まいの耐震性を支える重要な構造材の準備。

2年待つと、家計の総額はどれくらい変わるのか

ここでは将来を断定するのではなく、比較の目安として簡易試算を置きます。
前提は「借入額5,000万円、35年返済、元利均等返済、建築費が2%上昇、金利が0.5%上昇した場合」です。実際の借入条件や金融機関によって差はありますが、待つことのコストを考える参考としてご覧ください。

グラフや資料、手帳を見つめながら、将来のライフプランや住宅ローンの返済計画を真剣に検討するご夫婦の様子。
項目今進める場合2年待つ場合
建築費の想定5,000万円5,100万円
金利の想定年1.0%年1.5%
毎月返済額の目安約14.1万円約15.6万円
総返済額の目安約5,928万円約6,558万円

この条件では、2年待つと毎月返済額は約1万5千円増え、元本と利息を含む総返済額の差は約630万円になります。もちろん、実際の上がり方は時期や条件で変わります。ただ、「今は決めない」という選択にも費用面の差が生まれ得ることは、先に知っておいた方が計画しやすくなります。

2026年4月時点で確認できる金利水準

2026年4月の【フラット35】最頻金利は、融資率9割以下・新機構団信付きで
年2.490%、9割超で年2.600%です。住宅金融支援機構も、2024年3月のマイナス金利解除以降、
住宅ローン金利は少しずつ上がり始めていると案内しています。
金利が低い前提のまま止まると考えず、今後の変化を織り込んでおくことが大切です。

※この記事は、4月末日に執筆した記事になります。

「住宅ローン計算」の資料と電卓の上に置かれた住宅模型。返済額や金利を可視化し、賢く家を建てるための資金シミュレーション。

2026年は補助制度も判断材料になる

2026年春の新築で見落とせないのが、「みらいエコ住宅2026事業」です。
住宅省エネ2026キャンペーンの一環として行われている制度で、GX志向型住宅は全世帯が対象、長期優良住宅・ZEH水準住宅は子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。

補助額につきまして、羽曳野エリアは6地域に該当するため、GX志向型住宅が110万円、長期優良住宅が75万円、ZEH水準住宅が35万円です。建替前住宅の除却を行う場合は加算もあります。

現在の時点では新築の第1期受付期間中で、GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅はいずれも2026年3月31日から5月12日までが第1期です。
なお、注文住宅のZEH水準住宅の第2期は2026年9月30日までとされています。

「補助金申請書」やZEH住宅のカタログ、付箋が貼られた「家づくりノート」。制度を最大限に活用するための入念な情報整理。

価格だけで決めず、建てた後の負担まで確認したい

住宅購入で本当に大切なのは、「今が得かどうか」だけではありません。
毎月の返済、教育費、車の買い替え、光熱費、将来のメンテナンス費まで含めて、建てた後も無理なく続けられる計画になっているかを確かめることです。

tsumuguでは、住まいの価格を考えるとき、建てる瞬間の金額だけでなく、その後の暮らしまで含めて見ています。
高断熱・高気密、第一種換気、耐震等級3、第三者機関による品質検査、25年で9回の無償点検といった部分は、後からやり直しにくい大切なところです。
目先の費用だけに合わせて見えない部分の質を落とすと、住み始めてから別の負担になることがあります。

家族で補助金申請書や家づくりノートを囲み、子供の成長を見据えた将来の暮らしや予算について話し合う温かな光景。

tsumuguが行っているコスト増への工夫

資材価格が動きやすい時期ほど、会社側の工夫も重要になります。
tsumuguでは、標準仕様を定期的に見直しながら、機能、耐久性、デザイン、メンテナンス性のバランスを確認しています。
施工の進め方や資材調達の方法も工夫し、コスト増がお客様に大きくのしかかりすぎないよう努めています。

羽曳野市で注文住宅をご検討中の方にとっても、価格だけでなく、どの部分を守り、どこで調整しているのかが見えることは安心材料のひとつになると思います。

外壁の透湿防水シート施工後、メジャーを使って下地の寸法を厳密に測定する現場監督。施工品質を担保する細やかな現場検査。

【結論】住宅購入は「待つか今か」より「総額をどう見るか」が大切

中東情勢の影響が気になる時期でも、住宅購入を単純に「待てば安心」とは言い切れません。
資材価格、住宅ローン金利、補助制度は、それぞれ別のタイミングで動くためです。
現在の家づくりでは、価格の上下だけでなく、今の制度を使えるか、建てた後の返済に無理がないかまで含めて考えることが大切です。

・待つ間の金利上昇を想定できるため
・今使える補助制度を確認できるため
・建てた後の家計まで見渡せるため

判断に迷う時期だからこそ、資金計画、住まいの性能、制度の適用時期を早めに見比べておくことが、納得できる家づくりにつながります。
資料請求や個別相談、家づくり勉強会などを活用しながら、ご家族様に合った進め方を確認していただければと思います。

tsumuguの施工エリアについて

私たちは、ただ家を建てるだけでなく、暮らしが始まってからも末永く見守り続けたいと考えています。そのため、拠点である羽曳野市から車で1時間圏内を目安として、一軒一軒に目が届く範囲での家づくりを大切にしています。

■主な施工対応エリア

「大阪エリア」

羽曳野市、松原市、藤井寺市、富田林市、柏原市、八尾市、大阪狭山市、堺市全域、河内長野市

「奈良エリア」

香芝市、葛城市、大和高田市、斑鳩町、王寺町、広陵町、上牧町


【エリア外をご検討の方へ】

上記に記載のない地域にお住まいの場合でも、計画の内容や移動距離によっては、定期的にお伺いできる体制を整えた上でお手伝いできることがございます。

「tsumuguの家づくりに共感した」と言っていただけることは、私たちにとって何よりの喜びです。
まずは一度、あなたの思いをお聞かせください。状況に合わせて、誠実に検討させていただきます。

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