耐震等級について

新年度も始まり生活の変化に少し慣れてきましたか?
小田家では、保育園や小学校の提出物も終わり、先週末には小学校の家庭訪問もあって、やっと落ち着いてきた今日この頃です。

さて、家づくりをはじめるとき、どんなお家にしたいか考えた時に、地震に強い家にしたいと考えられる方が多いかと思います。
今回はよく目にする『耐震等級』についてお話したいと思います。

耐震等級について

■耐震等級とは?
建物の地震への強さや耐震性能を示す指標の1つです。住宅の性能表示制度を定める『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』に沿ったものです。耐震等級1から等級3までの3段階に分けられ、数字が大きければ大きいほど耐震性が高く、地震に強い家とされています。

■耐震等級の3段階のちがい
・耐震等級1
 建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たし、「震度6~7の地震に対して倒壊・崩壊しない」ことを基準としています。また数十年に一度の地震(震度5相当)に対して住宅が損傷しない強度を持ちます。ただ、すぐに倒壊や崩壊はしないものの、その後、大規模な修繕や建て替えが必要になる場合も考えられます。

・耐震等級2
 耐震等級1の1.25倍の耐震性です。また、『長期優良住宅』として認定される基準です。学校や病院など避難所として使用される建物は耐震等級2の強度を持つことが定められています。震度6~7の地震に耐えられ、その後も修繕を行なえば住み続けていくことができる可能性が高いとされています。

・耐震等級3
 耐震等級1の1.5倍の耐震性で、最も高い耐震等級です。生命と財産を守るための強度をもち、主に消防署・警察署など防災拠点となる建物はこの基準です。耐震等級3の住宅は、東日本大震災や2度の大きな揺れがあった熊本地震でも倒壊しなかったことが後の調査結果で分かっています。

耐震等級

3段階のちがいを述べましたが、法律上は、耐震等級1を満たせば建築可能となっています。耐震等級2~3は任意での取得ですが、上記の2つの地震後、耐震等級3を取得することで、甚大な被害を抑えることができるため、耐震等級3を希望される方が増えてきています。

■耐震等級3と耐震等級3相当のちがい
「耐震等級3相当」という言葉を目にされたことがあるかと思います。
「耐震等級3」と認定されるには、「住宅性能評価機関」へ申請し合格する必要があります。「耐震等級3相当」とは、耐震等級3に相当する性能はあるが住宅性能評価機関への申請をしておらず、認定を受けていない建物です。認定の証明書がないため、実際の耐震等級が分からないのが現状です。安心と安全性を担保された耐震等級かそうでないかが大事なポイントです。

■耐震等級3にするメリット
上記で述べた通り、認定されると証明書が発行されます。認定されると、下記の優遇を受けることができます。
・地震保険料が安くなる!
地震保険には建物の耐震等級や免震、建築年によって保険料が割り引かれる制度があります。
耐震等級1は10%、耐震等級2では30%、耐震等級3ではなんと50%!の割引率です。
・住宅ローン『フラット35』を利用する場合、金利引き下げプランの利用可能!
借入から10年間、0.25%の金利が引き下げられる【フラット35】S(金利Aプラン)を利用することができます。

■tsumuguは、全棟、許容応力度計算(構造計算)による「耐震等級3」です!
ご家族様の安心安全な暮らしはもちろん、大切な財産まで守る、「耐震等級3」を標準としています。
毎月開催している「家づくり勉強会」では上記の内容を資料を用いて詳しくお話ししております。5月は20日(土)、21日(日)の2日間で開催いたします!詳細については、もう少々お待ちください(*^-^*)


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次回のブログ更新は、5月8日(月)です。お楽しみに!

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