実家建て替えの思い出
こんにちは。蓮工務店の小田です。
今日は、20年以上前ですが、実家の建て替えをしたときのお話をしようと思います。
(年齢がばれてしまいますね汗)
私は、広島県の山間部で生まれ育ちました。
幼少期、夏は近くの川で遊び、冬は雪遊びをし、自然あふれる環境でのびのびと育ちました。
小学4年生の時に、実家の建て替えをすることになりました。
初めて自分の部屋をもつことができるのでうれしくて、
早く出来上がらないかなと、毎日楽しみにしていたことを覚えています。
立て替えなので、やはり古いお家を解体するわけですが、
生まれてからすごしてきたお家だったので、複雑な気持ちになりました。
このブログを書いているときに思い出しましたが、
その時、祖母が泣いていました。
解体が終わると、いよいよ着工です!
その時の大工さんが仲良くしてくれて一緒に遊んで楽しかったことや、
左官屋さんの仕事風景を見て、
子供ながらにすごい!と感動したことを今でも覚えています。
外溝の1箇所に、私と妹の手形を入れてくれたりと、この年になっても
実家に帰るたびに見ると、あの時の光景を思い出します。
そして、棟上げの時には、『餅まき』をしました。
出典:リノクラフト株式会社
餅まきは、建築する際に上棟が無事に終わったことを祝って餅をまく行事です。
また、厄払いの意味もあります。
餅まきに投げるお餅を、祖母と一緒に作り、
紅白の色をつけたお餅の中に、5円玉や50円玉の縁起のいいお金を一緒に入れて包みました。
本番になると、大工さんや私の父が、お餅やお菓子も一緒に投げました。
近所の方はもちろん、知り合いもよんだり、子供もたくさん集まり、
地域の一大イベントでした。
この時代は、どこの家も新築を建てるとき、餅まきをしていたので、
どこどこの○○さん家が家を建てる予定だと知ると、餅まきが楽しみでしたし、
色んなお家の餅まきに参加していました。
今では、餅まきをされる方も減り、少しさびしいですね。
こういった日本独自の風習は、なくなってほしくないものです。
家づくりをするということは、ご家族全員の記憶に残り、大人になってもなくならない素敵な思い出です。
私たちも、お客様の素敵な思い出づくりのお手伝いができればと思っております。
一生に一度の家づくりを最高なものにしていただければ幸いです。
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次回のブログ更新をお楽しみに!
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